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【流氷の天使】新種クリオネ100年ぶりオホーツク海で発見

北海道の2人の学芸員 共同研究

「流氷の天使」として知られるクリオネの新種が、オホーツク海で確認された。
北海道蘭越町立の貝類博物館「貝の館」の山崎友資学芸員(33)と、道立オホーツク
流氷科学センター(紋別市)の桑原尚司学芸員(41)が共同研究として発表した。
クリオネの仲間のうち、新種が見つかったのは約100年ぶり。
 
 
 
100年ぶり新種クリオネ オホーツク海で発見
 
世界で4種目
 
 これまでクリオネの仲間は世界に3種が確認されており、オホーツク海で見つかっていたのは
体長約3センチの「リマキナ」1種類だけだった。
世界4種目となる新種は体長約8ミリで、リマキナよりも丸みを帯びている。
オホーツク海で見つかったことから、学名「オホーテンシス」と名付けられた。
 
 
 オホーテンシスは10年以上前から存在が確認されていたが、外見の違いから研究者間で
クリオネとは別の仲間の生物と思われていた。
 
 
 桑原さんは2011年4月、オホーツク海南部で展示用に採集したクリオネを観察していて、
オホーテンシスがクリオネの仲間に特徴的な6本の触手を持っていることに気づいた。
貝類に詳しい山崎さんが遺伝子解析を行ったり、1年間試験的に飼育したりして、
新種であることを突き止めた。
 
 
 
 
リマキナ実は別種
 また、リマキナはオホーツク海を含む北太平洋北大西洋に生息するとされていたが、
山崎さんらが遺伝子を解析した結果、北太平洋クリオネはリマキナと異なる種である
ことも判明し、「エレガンティッシーマ」に名称変更される見通し。
 

この結果、オホーツク海に生息するクリオネはエレガンティッシーマと新種の
オホーテンシスの2種になる。

共同研究の論文は10月にも英国の専門誌「ジャーナル・オブ・マラスカン・スタディーズ」
などで発表される。山崎さんは「長い時間をかけて研究してきた成果が出てほっとしている」、
桑原さんは「こんな身近な所に新種が居たなんて思わなかった」と話した。
 
 
10月にそれぞれが働く施設で新種についての企画展を開く。
日本貝類学会名誉会長の奥谷喬司・東京水産大名誉教授は「研究者が少ないこともあり、
クリオネに関する情報は少なかった。
今回の新種発見や新しい分類は日本人初の快挙だ」と話している。
 
 
 
流氷の天使と呼ばれているクリオネは可愛すぎますね。
 
 
 
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クリオネとは?

軟体動物門腹足綱裸殻翼足類(裸殻翼足目、または後鰓目裸殻翼足亜目)
ハダカカメガイ科の1属である。
クリオネ属、ハダカカメガイ属。

特徴

巻貝の仲間であるが、成長すると完全に貝殻を失う(裸殻翼足類共通の特徴である)。

体は透明な部分が多く、体の前半に局在する内臓のみが不透明である。

胴体の前部に透明な1対の翼足 (pteropods) があり、翼足を動かして遊泳する。

この姿から「流氷の天使」あるいは「氷の妖精」と呼ばれ、英語では sea angel とも呼ばれる。

ただしsea angel はもっと広く、裸殻翼足類の総称的に使われることが多い。

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引用元http://ja.wikipedia.org/wiki/クリオネ


「流氷の天使」と呼ばれているクリオネ
大きな特徴は、この翼のように見える足です。

あさりや、しじみは、この足を伸ばし地底を
這うように移動しますが、クリオネはその足
を使い、海の中を泳ぎます。

ふわふわと泳ぐ愛らしい姿からは想像も出来
ないけれど、実はクリオネは肉食であり、
触手の真ん中にある口で、ゆっくり食べて
いくのです。

優雅に泳いでいるイメージとはちょっと
違いました。

でも、泳ぐ姿は可愛らしい・・・